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6月, 2021の投稿を表示しています

アドリアン考察

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シーズン3ラストまで、NY編、そして途中からシーズン4の【ネタバレ】を含みますので、未視聴の方はご注意願います。📢シーズン4のネタバレに入る箇所は、わかるように記しています。 勝手に先を予測する表現がありますので、苦手な方は記事をパスしてください。 。:*🎹🎹♪*:。。:*🎹🎹♪*:。。:*🎹🎹♪*:。。:*🎹🎹♪* アドリアン・アグレスト ずっとずっと気になっていた、アドリアンについて掘り下げてみる。 すると見えてきた姿… アドリアンはいい子症候群 随所でみられる父親の期待に応えようとする姿、自分を抑える姿など、彼は確実にいい子症候群に陥っています。 いい子症候群とは… 自分を抑えて周囲の人の期待に過剰に応えようとする自主性(主体性)のない状態。その子どものことを差します。※1 今までのエピソードの中で、思い浮かぶシーンはたくさんありますよね。 それを踏まえながら考察してみます。 まずは… 私が以前から気になってた、ハートハンター回でアンドレのアイスを選ぶシーンから。 ここでは、カガミの話は置いておきます。 3通りのアイスの中から、一つだけを選ぶように言われた時の、アドリアンは… 「そうだね、マリネット任せるよ。」 と、アイスの選択を彼女に委ねていますね。これは遠慮して譲っているのとは"違う"のです。 『マリネット任せるよ』 "いい子症候群の子は…決断ができない" 自分では決められないから委ねているのです。 親が子どもの意思を尊重しないで、理想を押し付けていると、親の意思に従うことが習慣化してしまい、自己決定が苦手になるのです。父親に厳しく管理されているアドリアン…他人の判断に従う心のクセが出ています。 一方、選択を任されたマリネットは、アドリアンと【対比】されています。マリネットは、優柔不断だけれど、考えて決められる人だと言えます。 アンドレ酷い…と思ってましたが、実はアイスを通して、選択することへの対応の違いを描写しているのではないでしょうか。 アイスはそれぞれの関係を表していますから、シーズン3ラスト、NY編のアドリアンがフラフラしているように映る姿を表してるとも捉えられるかも知れません。 そして、NY編。 ここにも特徴が出ているので触れます。 いい子症候群は、親や他人からの期待に答えること、認めても...

マスター・フー

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  S3ミラクルクイーンまでの【ネタバレ】を含みますので、未視聴の方はご注意願います。 🐢。.*゚・。..。+゚*.。🐢。.*゚・。.。+゚*.🐢。.*゚・。.+゚.。 マスターフーとは、 子どもへの接し方として、大人のあるべき姿を象徴した存在。 『マリネット(子ども)を 信じて 委ねる』 ガブリエルと【対照】にいる大人。(ガブリエルは子ども信じていない。指示し従わせる大人。) 最初は、頼りなく感じてしまったけど…実は凄い…。マリネットが間違えそうになっても決断を邪魔しないし、全てを任せ信じる。間違えても指示なしで見守る。まさに「間違いは誰でも犯すもの、大事なのはどう正すか」 子どもの力を非常に信じています。 アドリアンとマリネットを選んだマスター。ヒーローの資質だけでなく、2人の相性を見抜いて渡したんですよね。ガーディアンという重い責任をマリネットは負いましたが、この2人なら、何があっても乗り越えられると、信じて疑わなかったでしょう。

NY編の感想

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  NY編感想 ◈黄色いバラ…友情の意味なら受け取って貰えたシャノワール。ずっとバラの色の意味を知らずに渡してたんですね。 完全に諦めるという事は、頑張ったけど出来なくて…。ならば、シャノワールがどうしなければいけないかと言えば、恋を愛に変えなければならない。ルカのような、相手の幸せだけを願うものに…。(それが出来つつあるのか、今後要チェック。) 自分が理想としていた関係(恋人)を見直そうと努力しているのを感じます。 ◈バスティエ先生妊娠。今後、新しいが先生来るのかも。 ◈アドリアンはやっぱり、心の状態が仕事に影響出るタイプ。切り替えは苦手。 ◈アドリアンを諦めようとしてるマリネットを見るのは辛いです…。 ◈難しい局面でも、絶対に諦めないマリネットの芯の強さを、アドリアンが思い知りました。レディバグと同じ心根なんだよアドリアン…。やっぱりヒーローと本人の人格は別物ではなくて、マリネットの中にあるものだということがわかりますね。きっとこれはアドリアンも一緒。 そして、ガブリエルに直談判する場面、彼女らしくて何度も妄想しましたが、NY編でやっと見れたのが嬉しいです。 マリネットは、困ってる彼を助けずにはいられない…アドリアンのピンチには耐えられないはずです。 ◈図書室のシーン、クロエがマリネットには敵わないと気付いたような表情でした…。本当に相手を想う人間がどういう行動をとるのか、自分の中には無いものだったと…今マリネットから学んでいると思います。 ◈カガミとは付き合ってますよね…フランスはお試し期間が3ヶ月程あるらしいから、それでしょうか。 ◈黒ネコのマスコット可愛い♡これからずっと持ち歩くのかな。 ◈ルカ「何が大事か、この旅行でハッキリするかもね」 ルカとは付き合ってるんじゃなくて、側にいてあげてる感じ? ◈ニノのセリフ、「殻を破る」アドリアンのそこがキーポイントですよね…色々な意味で。 (マリネットともっと一緒に居たら、そのうち殻を破る機会がやって来そうな予感。) また、卵から孵ったばかりのヒヨコとも表現。「相手の送る信号に気付かない」ニノも人間関係初心者のアドリアンにそんな思いを抱いていたようです。 (マリネットが危ないから変身したアドリアン。マリネットを好きだと自覚したら、彼女を助けよう、守ろうとする言動がもの凄く強くなりそうな…。 マリネットのピンチ...

ルカの存在(シーズン3)

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  シーズン3ラストまで、NY編の【ネタバレ】を含みますので、未視聴の方はご注意願います。 ♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・ ルカとマリネット 二人は物作りする者として共感できそうです。自分よりも他人を大切にできます。 今のところ、ルカには欠点らしきものが見当たらないです…。 マリネットの幸せを一番に願っている、優しさ、愛を持つ人。癒す人。 ただ、それに答えられるかは…別の問題です。 今、2人の欠点を唯一言えるなら、同種の性質だから補い合えないこと。 ルカは、マリネットの気持ちに共感して、落ち着かせたりは出来るけど、マリネットの気持ちを前に向かせたり、気持ちを切り替えたりは出来ないのかも…。シャノワールのように。 ルカの存在 ルカが登場した時は、アドリアンにマリネットが好きだと気付かせる存在なのかと思ってました。でも、今のところそんな気配は無いですね。ルカもアドリアンを挑発する性格でないですし。 でも、アドリアンは嫉妬するタイプ。だったらなぜマリネットがルカと居ても平気なのでしょう。そもそも自覚しないと動揺や嫉妬心も湧かないのかな?これからなのか…。 今まで、ルカを意識している描写があるのは、ストーミーウェザー2の最後少しだけです。

マリネット(レディバグ)にとってのシャノワール

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シーズン3ラストまで、NY編の【ネタバレ】を含みますので、未視聴の方はご注意願います。 🐞。* ゚ ゜゚ 🐾。* ゚ ゜゚ 🐞。* ゚ ゜゚ 🐾。* ゚ ゜゚🐞 マリネットの心の中で、シャノワールは第3の男…私は、そう常々思っています。 特にシーズン3からは、シャノワールへの態度に大きな変化が見られますね。 彼女がシャノワールをどう思っているか、シーズン3後半のシーンから順に探ってみます。 パペッター2 初めて、シャノワールへのボディタッチが見られます。一瞬ですが、両手で手を包むなんて…今までなかったことなので、びっくりしました。 シャノワールに触れられることから、守りに入っていた彼女が、自から手を握るのは、かなり気を許してきた証拠ですし、女性が男性の手を握ること事態、ある程度?いや…結構…好意がないとできないですよね。 キャットブラン キャットブラン以降は、レディバグからハグするシーンがたくさん出てきます。 肩にもたれ掛かるシーンやハグには、シャノワールへの愛情を感じますね。恋じゃないけどちゃんと大切に思ってる感じ。やはり、気を許しています。 レディバグ 「私はあなたに恋しちゃいけないのよ。」今まで、何回も断っているレディバグですが、「いけない」と言うのは初めてです。キャットブランとの一件がそう思わせたのでしょうか…。アドリアンが好きだからだけ…? ハートハンター&NY編 「もう、マイレディって呼ばないの?」は、そう呼んで欲しい気持ちがあるということです。 NY編で、シャノワールがレディバグの元に戻った時、"マイレディ"と呼びかけるのは、レディバグから必要とされていると実感できた瞬間、再び呼びたくなったから…。NY編まで、マイレディ呼びを封印していたと憶測したいのですよね…。そして、この時「マイレディって呼ばないの?」に答えたと、解釈したいです。 "マイレディ"は2人にとって特別な呼び方ですから。 ミラキュラスシークレット(短編) シークレットの中で、マリネットは…シャノワールについて、"もし、アドリアンが居なかったらどうだったかな…"と日記に書きかけて消す描写があります。 考えてみる余地があるということです。心の奥では、ずっと前から一応は男として見てると思うのです。 レディバグが、シャ...